2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

悪のイメージにとらわれること

世の中には、とても信じられないことを言ったり、行動したりする奴がいる・・・ように感じる。 その時、「あいつはとんでもない奴だ」とか「金のために、何でもする奴だ」と、感じたりする。 悪い奴、許せない奴というのをとことん突き詰めて行くと、どうい…

カント、幸福感、無常

心の底から感動する瞬間はある。 それは、案外多く、映画や演劇、音楽や絵画、それからちょっとした風景、情景などで、心の中に起こる。 しかし、胸いっぱいに幸福感で満たされる事はそう多くない。 そうした幸福感を度々味あう人もいるだろう。僕は、そう言…

コンプレックス

この日記に、今残っているもの以外に、書いては抹消したことがある。 今日、突然気が付いたのだが、この日記以外にも書いてまた消したものがある。あまり言いたくないが、それは自分の心の中に巣くっているコンプレックスなんだと思う。また、全然書かれるこ…

ドイツ語のカント最初の山

この間、人倫の形而上学とそれを下敷きにした論文を、苦労して読んできた。実に辛い。記憶力が悪くなってきているから、度々辞書を引き、ドイツ語文法が分らないのか? 単語が分らないのか(一つの単語が文脈により多様な意味を持っている)。カントの言って…

いろんな人がいる

世の中十人十色というが、それはただ「人は色々で、みな違う」ということを確認しているだけではないだろう。 僕の場合、まず違うことに不安になり、次いで「こいつはばっかだなあ」と思い、聞き続けていると「ふーん、そうだろうな、それが一般的なのかなあ…

カント君は悩む

カント君は、今とても悩んでいるらしい。 世の中は、自分の行動が何らかの効果があると思えなければ意味がない、だから効果の見込まれないことはやらない、という風潮だ。 極端な話、その確率が8割以上じゃないと何もやらない。無駄なエネルギーは使いたく…

時代錯誤の中華思想 その危険な復活

べトナム沖の南沙諸島およびその海域を巡り、べトナムと中国との間で激しいやり取りが交わされている。中国の有力な学者が、ベトナム懲罰の好機だからやっちまえ見たいな論文を発表した。その中には、米国は手を出せないし、小日本(こういう言葉を使うこと…

管総理の粘り腰はどこからきているのか?

管が総理を辞任すると言い、仙石が大連立に向けて、管の早期退陣を明言し始めた時は、「もう管が総理で居られるのは長くない」と思われていたが、この間、一貫して「被災地への責任を全うしてから」と述べて早期辞任を否定し、最近では「自然エネルギーへの…

原発全部停止

原発は、周期的に定期点検を受けなければならないが、点検による停止から再稼働に入るためには、地元の県、市町村の同意が必要である。福島原発事故以後、同意がストップし、このままいくと、来年春には全部の原発が停止に追い込まれるという。 それからが問…

心の迷路を潜り抜けて

大決断でなくてもいい、旅から旅へ出るように、ふんわりと、駅を発車する次の列車に乗ろう。昔から、そうだったじゃないか。 それがどこ行きかは、後で分かる。おー、案外いい景色だぜ、この心象風景は。

カント君の信念

カントは、人間が、理性的な信念に基づいて、つまり、感情ではなく、公民としての普遍的見地において考え抜いた結果「正しい」と確信できたものは、何時か達成される、あるいは達成に向かって絶えず接近できると考えたと思う。それは、殆ど「希望」に等しい…

ごめんなさいカントさん

おとといは、カント君を自分の弱さのレベルに押し下げて、自分を慰めてしまった。カント君すまん。ごめんなさいカントさん。とんでもないことでした。あれは、カント君でも、カントさんでもありません。 カントさんは、不撓不屈の人です。自分の感情を徹底的…

絶滅への道を回避する方法

ある生物進化論者の話では、生命体は単純から複雑への道を歩み、複雑さをコントロールする限界に達すると絶滅するという。そして、絶滅種は、その後二度と地球上に現れることが無いという。絶滅を免れる種は、複雑さをコントロールする絶妙なバランスを保っ…

自分が気に入らない

眠れない。情けない。自分が気に入らない。馬鹿。 言葉で表すと言い古された人間の弱さの種が自分の中にあり、それが騒ぎ出すと、中々おさまらない。分かっているのに止められない。人間が情の奴隷であることを思い知らされる。 カントは、本当に理性でこれ…

イライラするのはこっちだよ

管がすぐイライラするのでイラ管と言われるそうだが、冗談じゃあない。 イライラするのも、怒鳴りたくなるのもこっちだよ。 この間の管不信任、辞任のプロセスは、最低も最低、もうどうしようもないくらい。党利党略、派利派略、個利個略、どうしたらいいん…

支離滅裂

自民、公明は、民主党のマニフェストの撤回が無いことを管政権不信任の大きな理由とし、小沢派は、マニフェストを順守しないことを理由に管政権を不信任すると言ってきた。その三者が合流して、とにかく管政権は駄目ということで、不信任する騒ぎになったの…

どうしようもない政治

政治とは、いつもこんなものなのだろうか? つまらない事で物事が進まない。血税を浪費する。 それだけではなく、結果として多くの人を殺すし、子供の未来さえ台無しにする。諦めてはいけないのだが、どうすればいいのか分らない。

罠は誰がかけ、誰が落ちたのか?

鳩山が管をペテン師だと言って大騒ぎし、どうも管が鳩山を罠にかけたらしいと思ってきたが、内心どうも変だなあとも思っていたところ、このシナリオは実は「小沢一郎」で、森元総理、青木元参院議員、西岡参院議長らと組んで作り上げられたものだという話し…

不安と無常、欲望と野心

どうもいかん。漠とした不安が募る。人々の何気ない様子を見ているだけで、何かこの世の儚さを感じてしまう。今まで、欲望や野心は醜いと感じてきたが、無常感の蔓延よりはいいのかも知れない。とにもかくにも、そこには生の強いエネルギーが感じられる。頑…

微かな希望

菅が、辞任を受け入れそうだ。枝野、北沢をふくめ、民主党はポスト菅に移行したと思われる。多分、それが一番いい方向だろう。菅は、不思議な男だ。市民運動から出て、鳩山、小沢とともに現民主党をつくり、その二人を切って総理になった。考えて見ると、原…

意外のタフガイ だが、その結果は?

管が、早期辞任を否定した結果、再び政界がグチャグチャになった。 鳩山が「騙された。ペテンだ」と言い、管は「直ぐに辞めるなんて言ってないよ、君の勘違いでしょ」ときた。 はっきりしている事は、永田町の騒動が、日本の政府と国会の権威と信用をこれ以…

カン違い

菅総理不信任決議は、大差で否決されたが、菅総理の辞任表面と引き換えだ。 しかも、それを取り持ったのが鳩山と言うのがみっともない。自民党も、小沢一郎も、菅陣営も、皆も、皆勘違いしている。 だれでもいいから筋を通せ!

暗い展望を超えて

ある信頼すべき筋の話では、現在の国会議員、マスコミ有力者の殆どは、東京電力が提供する甘い蜜を吸ってきたということだ。 また、小沢裁判で一躍有名になった水谷建設は、殆ど100%東電の仕事で食べていた会社であるばかりか、そもそも小沢一郎の資金源を…