支離滅裂

自民、公明は、民主党マニフェストの撤回が無いことを管政権不信任の大きな理由とし、小沢派は、マニフェストを順守しないことを理由に管政権を不信任すると言ってきた。その三者が合流して、とにかく管政権は駄目ということで、不信任する騒ぎになったのだが、その管が降りることになったら、大連立の動きに対し、小沢派は否定的だという。管政権を支えてきたのは反小沢派だから、その勢力が自民と大連立を組むということは、小沢派は出る幕がない。公明党は、自分を飛び越えた自民と民主の連携には反対だろう。さらに、陰謀を画策したと言われる自民の長老たちは、若手中堅中心の大連立になれば出る幕がない。
みんな何というアホどもだろう。
うまくいかない理由をすべて管に押し付けられている間は、管打倒で一致することができても、ポスト管となれば、同床異夢であることは明明白白だ。もうぐしゃぐしゃの支離滅裂だ。何の節操もなく、展望もない、権力亡者たちの、自滅の始まりだ。