2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ノートに移行する前の覚え

これから、修士論文を第一に考える必要がある。この日記には、引き続き思いつくまま、書散らす事とし、修士論文用には、別にオフラインで、ノートにしていく事とする。 今、思いついている事、一つ。ヘーゲルとカントの親近性。例えばカント「世界市民という…

さまざまなヘーゲル像

論理学として切り取ったヘーゲル、現象学の一種として取り込まれたヘーゲル、実存主義の味方または敵としてのヘーゲル、カントによって批判された超越的認識を抜き去った、経験科学に還元されかねないものとしてのヘーゲル。どれも、ヘーゲルを理解する一つ…

言葉、観念、概念

記憶:それは、人間が何かを思考する時のほとんどすべての材料である。知覚、現象、経験など、時間を無視して、現在のことを言っているが、実は、それはすべて記憶の世界の話なのだ。だから、その知覚を経験するということは、記憶を持つということであり、…

永遠に時間があると思い込むこと

どうも、焦っていたと思う。ドイツ語で読む力が弱すぎる。つまり時間がかかりすぎる上に間違ってしまう。何と言っても、英語との差がありすぎる。だから、「英語でヘーゲル」なんて思ってしまった。しかし、ドイツ語で書かれたものを、ドイツ語で読むことを…

哲学の前提

自分が、どう考えても前提的に正しいと思うこと 1過去は決して変えられない 2過去は、常にその時点における過去を前提として存在している 3過去は、現在と未来に影響する。過去の一時点も同様であった。 4従って、過去は累積して存在を形づくっている 5全て…

ヘーゲルをひっくり返すこと

ヘーゲルは偉大だ。ヘーゲルと対抗しようとした偉大な哲学者たちをみれば、それは歴然としている。誰しもが、それを乗り越え、ひっくり返そうとし、あるいは徹底的に否定しようとした。曰く、観念論対唯物論、客観主義と主観的観点、ヨーロッパ的な歴史観と…

合格、そして新しい人生へ

慶応義塾大学文学研究科哲学倫理専攻(修士課程)に、予想通り合格した。色んな人からお祝いの言葉をもらい、「凄い」といわれたが、冷静に考えると、65歳からドイツ語をはじめて68歳でここまできたことが評価されている。つまり年齢のハンデをもらっている…

大学院生となりそう

慶大文学部大学院修士課程の試験を受けたが、第一次試験が合格、今日は面接だったが、面映いほど褒められてしまった。どうも合格してしまいそうだ。嬉しい限りだが、新しい人生の道に入る門の前で、大きな緊張を感じる。まあ、明日9時が本ちゃんの発表だから…