ニーチェ

カントを読んでつくづく良かったと思うのは、その結果、ほかの著作の読みが深くなったことだ。ニーチェ悲劇の誕生」、フーコー・コレクションなどを読んで、そう思った。
悲劇の誕生は名著だ。実に面白い。ギリシャ精神とドイツ精神がぶつかっているようだ。
カントの原書をもう少しやらないといかん。何とか、8月いっぱいで、カント法論(ドイツ語)を読み終わり、残りの倫理のところは日本語で読んでから、ヘーゲル法哲学を、ドイツ語日本語ちゃんぽんで読みたい。こうして、読み進みつつ、ロールズを読み、そのあとは、現実と切り結んで、深く考えてみたい。