管政権維持の最大功労者

管総理について、自分はどう評価するか?
正直言って、まったく分らない。個人的嗜好から言えば、嫌いなタイプで、それは非常に感覚的なものだが、もし、そこに適切な批判の論拠が加われば、完全に「お前さんアウト!」となる感じだった。
しかし、最近、管よりも、管の批判者の言い草の方が、どうもおかしいなあと思うようになった。決して管が有能とか、優れているとか言う根拠があるわけではないが、批判者サイドがあまりに酷いので、そういう連中に政権を委ねるのは拙いのではないか、それなら未だ管政権の下で、みんなが協力して、危機を打開するために頑張るべきではないか? と思うのだ。
例えば、管総理への批判は、「もし、××なら許せない」と大声をあげるが、その肝心の××の根拠ある話しが無い。すっから管とか、イラ管とか、人間の心が無いとか、ばっかりだ。「言葉が軽い」「こんなことを言ったらしい」という批判にしても、管が何か発言した途端に、その片言を捉えて「わーわー」批判する。政策論も同じで、「官僚のいいなりで駄目」「官僚をうまく使えないから駄目」、と超一般論だ。最後は、「とにかく管は駄目」となる。それを毎日、毎日言っているのが、自民、公明と小沢一郎周辺だ。
もういい加減にしてくれ、君たちのやってきた今までの原発行政が今の惨状をもたらしている最大の原因ではないのか? 官僚との関係もしかり、東電との関係もしかりだ。
管政権を打倒するのはいいが、それなら、もっとずっと素晴らしい政策と総理候補を提示してもらいたい。
それが、できずに悪罵を投げつけているだけだから、結果として、自分自身の情けなさが、むしろ管政権を応援する結果になっているのでは?