清家慶応義塾長の年頭あいさつへの感想

清家篤慶応義塾長は、まったく知らない人だけど、今年の年頭あいさつに共感することがあった。「真理の追究」の意義を改めて述べたものだが、有用性を無視して、純粋に真理の追究をすることが、結果として人類の発展に大きく寄与したこと、そうした「好きだからやる」学者を放し飼いにすることが、大学の使命の一つだと言っている。同感だ。ただし、いい加減な学者が威張っているばかりと批判される大学の現状については、どうなんだ? それは、昔のアカデミズムの欠陥ではないの?