ヌビア

エジプトを旅行して、深く心に残ったこと、それは王のミイラに代表される再生と永遠の生命に対する希求の強さ、あんなものを信じるに至る人間の不思議さ、王はともかく、それらを実際に組織的に指導した「神官」たちは、本当に信じていたのだろうか?
それと、ヌビア、黒人の高度な文明があったこと、エジプトを支配したことさえあり、紀元後数百年にわたってその文化を維持発展させたこと、その歴史はどうして世界に知られていないのだろうか?