哲学史

哲学者の研究なんて、と思っていたが、色々読むとやっぱり意味がある事が分かる。
昔、ヘーゲルを読んだ時の衝撃は、「自分が考えたこと、考えそうなことは、殆ど過去の哲学者が述べていた」ということだったことを思い出した。哲学史は、人間の思考の発展過程であり、そこを知ることは、自分の思考のための豊かな土壌を得ることに等しい。森羅万象に対する豊富な知識は、やはり新しい考え方への、土台となる。はしょっちゃいけないな。歳をとっても、基本からだ。