やっとできたか、僕の決断

近しい人の死と、若い人から寄せられる年寄り扱いの圧力によって、遂に決断することができた。感謝以外ない。僕の決断、それは今までの人生を捨てること。今まで、次なる人生の展望がなければ捨てられないと思っていた。そうじゃあなかった。捨てなければ、新しいものは生まれない。そもそも、自分が望んだものではない。つもりつもった「仕方ない」「次善の策」、あるいは自分のうぬぼれ、見栄の累積物に過ぎない。キリストが言っているように、天国に行くには「らくだが針の穴をとおるほど」難しいという裕福な者になってしまった。10分の1の寄付で救われるわけがない。捨てろ!捨てろ!無限に捨てろ! そうすれば、きっと、残り少ない人生の未来が見える。